日蓮聖人のお言葉一日一訓 |
日蓮聖人は、救い主であるお釈迦さまの説かれた法華経を信じ、お題目を日本のすべての人」びとに唱えるようすすめて、邪悪や背信をいさめて、いっさいの苦しみをなくし、人びとを救い導かれた日本第一の法華経の行者です。み仏の使いである上行菩薩の生まれかわりとして、法華経を語りお題目をひろめて、国土と人間を救済することを誓願され、いくたの法難にも屈することなく民衆のために献身され、日蓮宗を開かれました。この法華経の行者でありみ仏の使いでもある日蓮聖人を宗祖と仰ぎ、日蓮聖人の示された信仰・教え・生き方に習って生きることが、しんに日蓮聖人の弟子信徒として信心にはげむ日蓮宗の宗徒のつとめです。また、日蓮聖人は、身延山をはじめ各地で多くの弟子信徒に対して信仰や教えの内容を書き示されました。こうして書きのこされた著作や手紙は「ご遺文」とよばれています。この「ごいぶん」を読み、学んで、法華経の信心をつらぬいた宗祖日蓮聖人の心にふれ、その生きかたを習学していくことが大切です。
1日 | 信心 | 11日 | 苦を苦とさとる | 21日 | 恩がえし |
2日 | 仏道を習う | 12日 | 親と子 | 22日 | 救いの宝珠 |
3日 | 菩提心 | 13日 | み仏は法華経に宿る | 23日 | 一善のすすめ |
4日 | 法華経の功徳 | 14日 | 食べものといのち | 24日 | 信心の相続 |
5日 | 信心成仏 | 15日 | 生死無常 | 25日 | 懺悔滅罪 |
6日 | いのち | 16日 | 追善供養 | 26日 | 行学にはげむ |
7日 | 臨終のことを習う | 17日 | 女性の救いと母への報恩 | 27日 | 仏性をあらわす |
8日 | 夫と妻 | 18日 | 恋慕の心 | 28日 | お題目の功徳 |
9日 | 祈り | 19日 | 文字の仏の広い功徳 | 29日 | 太陽と蓮華のように |
10日 | 信心の涙 | 20日 | 病の良薬 | 30日 | 誓願 |
31日 | 心の連帯 |
信行の心がまえ | 法華経読誦の次第順序 |