日蓮聖人のお言葉一日一訓
26日 行学にはげむ
しょ ほうじっ そう しょう
諸 法 実 相 抄 にいわく
 いちえんぶだいだいいち  ごほんぞん                                             しんじん    そうろう さんぶつ  しゅご        たも
 一閻浮提第一の御本尊を信じさせ給え。あいかまえて、あいかまえて、信心つよく候て三仏の守護をこうむらせ給
       ぎょうがく  にどう         そうろう     ぎょうがく       ぶっぽう                 われ        ひと  きょうけ そうら ぎょうがく しんじん
うべし。行学の二道をはげみ候べし。行学たえなば仏法はあるべからず。我もいたし人をも教化候え。行学は信心
             そうろう ちから   いちもんいっく                    たも
よりおこるべく候。力あらば一文一句なりともかたらせ給うべし。

  全世界第一のご本尊を信じなさるがよい。しっかりと肝に銘じ、ひたすら強く信心をふるいおこして、釈迦牟尼仏と多宝仏と十方のみ仏の守護をこうむるようにつとめるべきである。修行と勉学の二つの道をはげむがよい。修行と勉学が絶えてしまったならばみ仏の教えはこの世に存続することができない。みずからも行い、他の人びとをも教え導いてゆくがよい。修行と勉学は、法華経への信心よりおこるのである。力のあるかぎり、一文一句なりとも語ってゆくがよい。


御遺文拝読25日 御遺文拝読27日

御遺文拝読の一覧