日蓮聖人のお言葉一日一訓
24日 信心の相続
ぼう じ きょう じ
忘 持 経 事 にいわく
きょうしゅしゃくそんごほうぜん  ほね あんち  ごたい ち な  がっしょう  りょうがん ひら  そんよう はい かんぎみ あま 
 教主釈尊の御宝前に母の骨を安置し、五体を地に投げ、合掌して両眼を開き、尊容を拝し、歓喜身に餘り心の苦
  たちま や
しみ忽ち息む。
 わ こうべ      こうべ   あし             じゅっし      じゅっし    くち             たとえ たね このみ  
 我が頭は父母の頭、我が足は父母の足、我が十指は父母の十指、我が口は父母の口なり。譬ば種子と菓子と
み かげ
身と影のごとし。

  教主釈尊のご宝前に母の遺骨を安置し、五体をうやうやしくひれ伏し、合掌して両眼をみひらき、釈尊の貴いおすがたを拝すると、よろこびは身にあまり、母をなくした心の苦しみはたちまちなくなった。わが頭は父母の頭、わが足は父母の足、わが十本の指は父母の十本の指、わが口は父母の口である。ちょうど、種をまけばすぐ実がなり、体があれば影がつきそうようなものである。


御遺文拝読23日 御遺文拝読25日

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