日蓮聖人のお言葉一日一訓
18日 恋慕の心
こ  う あま  ご ぜんご しょ
国 府 尼 御 前 御 書 にいわく
 にちれんこい       つね  いづ ひ            つき       たま          にちげつ            み
 日蓮恋しくおわせば、常に出る日、ゆうべにいづる月をおがませ給え。いつとなく日月にかげをうかぶる身なり。
 ごしょう   りょうぜんじょうど   
また後生には霊山浄土にまいりあいまいらせん。南無妙法蓮華経、南無妙法蓮華経。 

  日蓮を恋しく思うならば、つねに、空にのぼる太陽と夕べにでる月を拝むがよい。いつも、いつも、太陽と月に、日蓮はすがたをうかべているであろう。また、死んだのちには、み仏のおられる浄土にまいって、ふたたびお会いしたいと思う。南無妙法蓮華経、南無妙法蓮華経。


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