16年度 第7回 10月1日 講話「シルクロード、その古代オアシスの興亡の背景」
                        〜タクラマカン沙漠を例として〜
 立正大学学長 環境地理学  高村 弘毅氏
シルクロード沿いには多くの古代遺跡が分布する。これらの遺跡は、宗教上、民族上の交差地域でもあった。古代オアシス集落が繁栄した背景には、人びとが生活出来た豊かな自然の環境基盤(特に水・生態系)が維持されていたものと考えられている。古代オアシス集落が廃墟化し、集落の大規模移転が行われた背景には、異民族、異宗教など、人為的原因や、自然的環境変化などがあり、単純に廃墟化の原因の特定化は困難であるといわれている。
 そこで、この講話では、極乾燥地域であるこの地域の自然と人びとの生活を紹介しながら、古代オアシス集落時代の古環境を気候・植物・家畜の視点から、太古の環境を復元してみたい。

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