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三十六歌仙・天井画(久城寺)

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三十六歌仙とは、その昔、藤原公任(きんとう)が古今の優れた歌人三十六人を選んだことに始まる。
この三十六人の歌詠みたちの絵姿が、その後著名な絵師たちによって、次々と描かれ、そうした歌仙図の中でも最高傑作とされるのが、佐竹本三十六歌仙絵巻である。
この佐竹本三十六歌仙絵巻は、みちのく秋田の藩主・佐竹家に伝わる秘宝であった。
そうした土地柄の影響か、久城寺にも三十六歌仙の天井画が現存している。

明治三十一年十月・怡怡齊秀俊筆(小室秀俊)

ここにその歌仙を公開します。尚、当寺に書かれている歌のいくつかは、秘法三十六歌仙と別の作品が書かれています。
参考:秘宝三十六歌仙の流転 絵巻切断
日本放送出版協会
その他
秋田市建都400年記念事業 《佐竹本三十六歌仙絵巻切》 柿本人麿・僧正遍照 特別展示に寄せて