| 今月の俳句 |
| 土屋 博 |
| ●平成21年〜24年 〜過去4ヶ年の掲載句〜 |
| 上記 クリックすると過去4年間の作品を読むことが出来ます。 |
| この企画をはじめてから、4年目を迎えました。毎回、月半ば頃土屋様からメールで俳句とその句ができたコメントをいただき、私がアップロードの作業をしております。 どうぞ俳句の好きな方々、遠慮なくご感想等、ホームページトップの下部「メール」からお寄せください。 「今月の俳句」当寺世話人、東京都在住・土屋博様の作品をご紹介します。 |
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〈12月〉 |
| りんご剥く母ありし日を懐かしむ |
| 俳句のコメント
「りんご剥く母ありし日を懐かしむ」 今から30年前、私が青森市内に勤務の時に「りんご農家」の方と知り合いになり、それ以来毎年収穫したばかりの新鮮なりんごを送ってもらっている。 |
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〈11月〉 |
| 遺言の献体かなし菊の花 |
| 俳句のコメント
「遺言の献体かなし菊の花」 菊祭りのはなやかな季節。70才を過ぎて体が思うようにならなくなって来たと感じている。 |

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〈10月〉 |
| 入れ墨の消えて久しく秋祭り |
| 俳句のコメント
「入れ墨の消えて久しく秋祭り」 9月初めには、八幡神社の祭りがあり、家の近くの畳屋に町内神輿が置かれて賑やかになる。神社は家から歩いて4,5分のところにあり、新年のお参り、七五三のお詣でもここでした。 |
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〈9月〉 |
| 孫あゆむ満月がゆく夏の湖(うみ) |
| 俳句のコメント
「孫あゆむ満月がゆく夏の湖」 この夏に息子と4歳の孫と一緒に箱根に旅をした。芦ノ湖畔の近くのバンガローに泊まり外でバーベキューを楽しんだ。その後、手花火を楽しんでから船に乗って花火大会に臨み、天空の花火を満喫した。 |
(箱根芦ノ湖遊覧船からの花火 土屋 博 撮影)
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〈8月〉 |
| わさび田に北アルプスの風涼し |
| 俳句のコメント
「わさび田に北アルプスの風涼し」 今年の夏、松本のとなりに位置する北アルプスが一望に見える安曇野に家族で旅をした。北アルプスから流れた清冽な伏流水が安曇野の緑の平野を満たしていた。 |
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| わさび農場のそばを流れる川と水車小屋 2012年 7月 土屋 博 撮影) |
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〈7月〉 |
| 北を往く植田を過ぎて青田へと |
| 俳句のコメント
「北を往く植田を過ぎて青田へと」 就職して東京から秋田へ年に数回、ほぼ40年の間往復している。両親が他界してからは妹弟、小中高の友人と会うため、年1〜2回の秋田行きは続いている。 |
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| (東京駒場の植田 2012,6,17 土屋 博 撮影) |
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この田圃は明治政府が農業技術者を養成するために明治11年に設置した「駒場農学校」の実習地の跡です。 現在は筑波大学に継承されて付属中学校、高等学校の教育水田となっている。この写真は今年6月に生徒たちが田植えをした田圃の一部を撮ったものです。尚、秋には生徒たちによる稲刈り、収穫祭が行われます。 |
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〈6月〉 |
| 菜の花やロマンスカーの持ち上がる |
| 俳句のコメント
「菜の花やロマンスカーの持ち上がる」 最近は散歩が私の日課となっている。近くには前田藩の下屋敷であった広い公園があり、四季の花や紅葉など自然があり、楽しんでいる。 |
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〈5月〉 |
| 黄砂浴ぶ玉門関に杯交わす |
| 俳句のコメント
「黄砂浴ぶ玉門関に杯交わす」 この句は友人と中国敦煌に行った時の句である。 |
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〈4月〉 |
| 桜散る名画座のある裏通り |
| 俳句のコメント
「桜散る名画座のある裏通り」 この句は、大学一年生の頃を思い出して詠んだ句である。 |
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〈3月〉 |
| 春を待つ児の新しき三輪車 |
| 俳句のコメント
「春を待つ児の新しき三輪車」 小さな子供さんの興味の一つに「乗り物」がある。その中で、身近なものに「自転車」があり、次に「電車」や「飛行機」もある。 |
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〈2月〉 |
| 新酒酌む父のモノクロ写真帳 |
| 俳句のコメント
「新酒酌む父のモノクロ写真帳」 冬は熱燗のお酒が美味しい季節です。新酒を飲むと晩酌が好きだった父の姿を思い出す。戦中戦後の大変な時に、八人家族を養うため苦労の連続だった父は、定年退職して3年目の60歳を目前にして病で亡くなった。 |
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| 在りし日の父 日比谷公園から電電公社本社ビルをバックに(昭和36年) |
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| 俳句雑誌「野の会」1月号〜巻頭〜 |
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〈1月〉 |
| 鴨鍋や胡座同士の無礼講 |
| 俳句のコメント
「鴨鍋や胡座同士の無礼講」 学校を卒業してすぐ東京に就職した。50歳までは東京勤務が長かったが、その間、四国・北陸・東北(仙台、青森)勤務があり、40歳後半から住まいは東京に落ち着いた。 |
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| 新年会場 | 楽しい仲間(ぼかしてます) |