《謹告》 信太金昌画伯は平成27年(2015)1月6日 享年96 他界されました。 同年4月秋田県三種町の菩提寺にて葬送の儀を営み、同町.信太家先祖の廟墓にご遺族ご親族にて納骨されました。
 生前 信太先生の主宰する日本画教室「滴葉会」の生徒さんらは日本画を習うことはもちろん、また人生そのものを教えて下さる素晴らしい師と仰ぎ、長年教導してくださった想いは濃く、是非とも亡き先生のお墓で最後のいとまごいをしたくと、平成27年10月3日 東京より・古堅總子(ふるかたふさこ)さん 船岡栄子さん 川口裕子(かわぐちゆうこ)さん 西村千枝子さん の4人が秋田の三種町の信太家廟墓を参詣、そののち秋田市の久城寺にて回向を重ねられました。

 その夜、信太先生が好きだった「きりたんぽ」鍋を日本料理「いしはら」にていただきながら、先生の隠れた思い出話に花を咲かせた。
 ここに、暫く先生への追慕と共に、種々ご教授いただいた作品を掲載します。     
(平成27年10月4日 久城寺 住職 小倉 孝昭  拝)

 本来ならば今年も信太金昌先生主宰の日本画「滴葉会」第26回展が開催される時期ですが、平成20年8月17日信太先生が突如体調を崩され、以来二カ所の病院生活を送り、治療に当たっておられました。現在は自宅にてリハビリーを兼ね、快方に向け療養中、病名は背柱管狭搾症とおっしゃっておられました。
 本年(平成21年4月9日)先生自ら私に電話を下さり、お見舞いのお礼やら、近況のご報告をいただきました。もう少し体力をつけ、是非とももう一度、古里秋田にお邪魔し、三種町の土蔵文庫に収める絵を確認したいと、しっかりとしたお声でした。

 以上の状況から、只今日本画教室もお休み中にて、四半世紀の展覧会を重ねて来られた「滴葉会展」は残念ながら開催されないことになったようです。(2009.5.09 記)

 信太先生のご快復を祈り、取材致しました20回展から25回展までの生徒さんの作品を紹介致します。


第25回 日本画 滴葉会展

2008.5.21〜26
会場:新宿センタービル 51F 朝日生命ギャラリー

信太金昌先生が主宰されている日本画教室・市ヶ谷教室(午前の部・午後の部)の生徒さんたちの展覧会へ出品された作品をご紹介いたします。


【WEB用撮影、編集 小倉 孝昭】


(信太 金昌 先生) 2008年5月21日 会場にて



第25回 (2008) 作品目録 一覧 〈題名をクリックして御覧ください〉 敬称・略
(2008,5,21〜26)

市ヶ谷教室 (午前の部)
大野 弘子 輝月に咲く 川口 裕子 春 気 篠崎 ミチエ コブシの花
山 吹
仙波 多巳恵 菖 蒲 奈良 君江 遠い空
裸婦習作
船岡 栄子 氷涯の記憶
花に思い


信太 金昌 緑 韻
市ヶ谷教室 (午後の部)
荒瀬 俊治 萌 え
のどかな日々
伊藤 泰子 ふるさと
日だまりの中で
市川 美保子 オーストラリアで会った鳥
イエローサブマリンにて
今井 伊豆 コクテール(2点)
秋名菊
斉藤 寿江 ハーリーと一緒にお散歩 岩山 瑛子 ともちゃんと甲斐犬
高次元クライン管の幻想
東照宮の冬牡丹
西村 千枝子 「・・・・・」 福岡 則子 ブバード氷河/アラスカの夏
山の睡蓮
古堅 總子  
風薫る頃に
森   小夜子 おもしろい?
憩 い




第24回 (2007) 作品目録 一覧 〈題名をクリックしてご覧ください〉 敬称・略
(2007,5,23〜28)


(WEB用撮影 編集 小倉 孝昭)

市ヶ谷教室 (午前の部)
川口 裕子 静 穏 篠崎 ミチエ 三条の滝
アジサイ
仙波 多巳恵 黄色い花
奈良 君江 やわらかい午後 畑  載子 初 秋
初 冬
船岡 栄子 パミールの草原にて
春の空
門司 セツ子 コスモス

市ヶ谷教室 (午後の部)
荒瀬 俊治 さ・く・ら
秘 境
夏の夜
市川 美保子 インパラ
雪森にのぼる月
ララとその子犬
伊藤 泰子 漓江悠々の時
春の日ざしの中で
今井 伊豆 ほうずき
む べ
岩山 瑛子 花菖蒲
赤岳夕暮
斉藤 寿江 瀬戸の夕暮
西村 千枝子 誘われて・・・ 古堅 總子 想い
透明と静寂
森  小夜子 ニースの青
ジャーマンアイリス



第23回 (2006) 作品目録 一覧 〈題名をクリックしてご覧ください〉 敬称・略
(2006,5,24〜29)

今井 伊豆 花菖蒲 川口 裕子 滴 下 小山 承子 山百合
斉藤 寿江 舞踏家
桃の節句
篠崎 ミチエ シエイラ
春の舞
仙波 多巳恵
田代 禮子 奈良 君江 カサブランカ
花の中で
畑  載子 雨のあと
初夏

船岡 栄子 森の中は
夏の夕
門司 セツ子 チュウリップ
ボタン

荒瀬 俊治 朝明け
水辺の語らい
市川 美保子 クイナの親子
ひなげし
西村 千枝子 来て・・・
古堅 總子 爽 潤
 涼
森  小夜子 なあ〜に?
ひとやすみ



第22回 (2005) 作品目録 一覧 〈題名をクリックしてご覧ください〉 敬称・略
(2005.5.25〜30)

金子 靖子 雲南省・彩々 川口 裕子 小山 承子 庭の山茶花
篠崎 ミチエ 晩秋 仙波 多巳恵 牡丹 奈良 君江 飛び立つ
船岡 栄子 沼の冬
雨上がり
宮澤 春治 赤富士
渓谷の夏
門司 セツ子 百合

今井 伊豆 早春
芽生え
斉藤 寿江 秋の奥入瀬 宍戸 邦子
田代 礼子
アメリカロウバイ

荒瀬 俊治 春の息吹き
秋色
市川 美保子 花開く時
木もれ日の中で
西村 千枝子 季節を重ね・・・
福岡 則子 秋の渓流
青春
古堅 總子 風光る頃

森  小夜子 アネモネ

(上記、市ヶ谷教室・新宿教室の皆さんの作品)


 ◆ 市ヶ谷教室 (市ヶ谷・亀岡八幡神社 研究室)        毎週ー木曜日13時〜15時 15時30分〜18時30分
 ◆ 新宿教室  (産経学園内・新宿駅西口小田急ハルク7F) 第1、第3土曜日 18時〜20時



第21回 (2004) 作品目録 一覧 〈題名をクリックしてご覧ください〉 敬称・略

川口 裕子 篠崎 ミチエ 冬の磐梯
つぶやき
奈良 君江 白艶のかげに
彩雲
船岡 栄子 タンポチェにて
白い花
宮澤 春治 浜の夕暮れ
渓谷の冬
門司 セツ子 てっせん
アジサイ

今井 伊豆 寒牡丹
故郷今川
斉藤 古都江 奥入瀬(T)
奥入瀬(U)
宍戸 邦子 北の海
模写(上村松園:ひな人形)
田代 礼子 早春
畑 載子 渓流錦秋
初秋山麓

荒瀬 俊治 静寂(富士)
潮の香り
市川 美保子 可憐 西村 千枝子 秘密の道
福岡 則子 枯淡
芽ぶき
古堅 總子 蒼想
緑韻
調




第21回展 初日の会場にて(2004.5.19)



第20回 (2003年) 作品目録 一覧

川口  裕子 凍る夜 篠崎  ミチエ オーガンジームライト 奈良  君江 白いひまわり
ひまわり ひととき
船岡  栄子 アンナプルナにて 宮澤  春治 初夏 門司  セツ子 胡蝶蘭
湿原の静寂 晩夏 チュウリップ
斎藤 古都江 やすらぎ 宍戸  邦子 山橘 田代  禮子 春の湖
椿 はつあき
畑   載子 麗花 安井   薫 無題 西村  千枝子 時. 流れ
山湖早春
荒瀬  俊治 山国の春
福岡  則子 鳴子郷 古堅  總子 蒼潤 やまとなでしこ
初夏 春うらら
伊藤  泰子 バラ 岩山  瑛子 チェスキークルムロフの城下町 金子  靖子 讃讃
猫とどんぐり 桂林春光

 


 主宰者 信太金昌先生了承のもと、WEBに掲載させて頂きました。20年の長きに渡り、先生と生徒さんたちの心の会話が一枚一枚の作品から伝わり、聞こえてくるような気がしました。
撮影.編集 小倉 孝昭

 掲載作品に関するお問い合わせは下記まで。

【滴葉会事務所 日本画教室 代表 信太 金昌  〒357−0022 埼玉県飯能市新光50−30】


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