平成26年〈7月〉

ツアー客仁手古サイダー一気呑み
俳句のコメント

 「ツアー客仁手古サイダー一気呑み」

 先日東京の友達から「秋田旅行」の便りを貰った。その中にお目当ての秋田・六郷の名物サイダーが大変美味しかったとの記事があり、この句を詠んだ。

 私も数年前、妹家族と六郷の湧水地を訪ねたことを思い出していた。

 六郷は奥羽山脈に源泉を発し、扇状地が広がる水の郷の町であった。清水の里として知られ、全国名水百選に選ばれた町で、60を超える清水を町の皆が守っており、今でも上水道を引かない「六郷の清水」の天然水で生活している人もいる。

 この六郷の水から作ったのが「仁手古サイダー」で、清流の特別の味がするサイダーは旅の忘れられない思い出の一つとなっている。

      美郷町観光協会〜奥羽山麓の惠と清水の郷(外部リンク)