俳句のコメント
「母子築くかまくらに入りご満悦」
平成26年2月8日から9日にかけて、東京は久し振りの大雪に見舞われた。
都心の積雪は27センチであったが、私の住む世田谷では35センチとなった。あわてて雪かき用のシャベルを物置の奥から取り出して、家族総出で除雪に大汗を流した。
一方、近くに住む孫は大喜びで、母親を急がせては、親子が一緒になって大きな「かまくら」をつくった。
夕方になり、孫は母親にねだり、スキーウエア―を着て「かまくら」の中にゴザを敷き、ろうそくの灯を点けてもらい、みかんを食べて大喜びであった。
絵本や、おじいちゃん(私)の古里の冬物語りを何時になく聞かされていた孫は、この時とばかりに、どうしても同じ事をやってみたかったようで、・・・。
孫にとっては都会に積もるこの珍しい大雪で、夢の中の希望が叶って大満足の一日であった。
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