平成26年〈1月〉

一号車一番席の孫の春
俳句のコメント

 「一号車一番席の孫の春」

 久し振りに長男家族と一緒に旅行することになり、熱海の温泉に行くことになった。当時3歳の孫を楽しませようと、往きは「小田急ロマンスカー」とし、新宿駅から小田原駅行きロマンスカーの一番良い席に座らせようと考えて、一号車一番席を求めた。

 孫は時には席を立って前に行ったりして、刻々と変化する車窓の景色に目を輝かせ、声を発したりしていた。
 旅館で楽しく過ごした翌日の帰りは、熱海から東京へ「東海道新幹線」に乗り、孫には乗り物づくしの楽しい日々となった。

 幼児は、動くものに関心が高く、新幹線・SLの列車はもとより、ミニカーも大好きである。最近は殊に英国の絵本で人気の「機関車トーマス」に人気があるようだ。




小田急ロマンスカー 撮影 土屋 博