俳句のコメント
「鉄琴を叩きたくなる軒氷柱」
久し振りに志賀高原に行って雄大なゲレンデスキーを楽しんだ。
帰りに名残おしく宿から少し遠くの山並みを眺めていたら、宿の軒先の氷柱が目に入った。
太く育った氷柱がずらりと並んで下がり、日に映えてキラキラ光っていた。ずらりと並んだ氷柱を暫くみていると、無性に氷柱を叩いてみたい気持ちになり、この句を詠んだ。
子供の時の木琴を思い出し、そこから金属音の鉄琴に変えてみた。
ストーブからエアコン時代となり、東京では大きな軒氷柱は無くなってしまったが、昔を思い出し懐かしく思っている。
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