秋田の四季

映像による表現を試みてます ご笑覧ください。

2001年から私たちの郷土・秋田の四季の香りを映像におさめたファイルを順次作成しております。
時にお祭り、時に風景、と大自然の営みに先人たちが伝承してきた文化、歴史など、私たちの毎日の生活に「四季のぬくもり」は柔らかいベールで包んでくれるかのように、「いのち」を洗い清めてくれるのです。

リアルプレーヤを通して是非ご覧ください。

 春  秋 冬  

千秋公園の蓮(はす)
8月のお盆過ぎからJR秋田駅前のそば、千秋公園(秋田城址)の入り口の濠には大賀ハスが見事に咲き始めました。
撮影日は8月18日。朝、5時から準備し、日の出前後に撮ったものです。。9月6日には私たちの宗門で初めてのライブ中継を千葉県清澄寺から行い、この映像をその中継のはじめに放映したという記念の作品となりました。オーディオは「法華の香風」から(供養)を挿入しました。(発売元 日蓮宗新聞社)
収録日 2001.8.18

秋田市の竿燈まつり

8月3日〜6日の4日間行われる竿燈七夕行事。
米俵に見立てた46個の提燈が、12メートルもの竹竿に吊りさげられるとその全体像は稲穂を形作ります。
笛や太鼓のお囃子にあわせ、大若・小若・幼若の竿燈が勇壮華麗に入り交じり、秋田の短い夏を盛り上げてくれます。
収録日 2001.8.6
竿燈まつり(2) ISDN用 64k     ADSL.CATV用 512k
収録日 2002.8.6
西馬音内盆踊り ISDN用 64k    ADSL.CATV用 512k

秋田県雄勝郡羽後町・西馬音内(にしもない)に約700年前から伝わる情緒豊かな盆踊り(国の重用無形文化財指定)で、毎年8月16日から3日間宵闇とともに羽後町本町通りで繰り広げられる。
独特の「端縫い衣装」「彦三頭巾」に身を包み、お囃子に合わせて踊る姿は、見るものを幻想の世界へと誘います。
この映像は2002年7月26日秋田駅前アゴラ広場で開催された第12回ふるさと秋田駅前カーニバルで収録したものです。

収録日 2002.7.26

大曲市の花火大会
8月25日(毎年8月第3土曜日開催) 本年(平成13)で第75回目を迎えました。「大曲の花火」は伝統、格式ともに全国で最も権威ある大会に位置付けられており、全国から29社が参加。芯入りの課題玉と自由玉の十号割物2発、さらに創造花火による競技が大曲市の雄物川河川敷で開かれました。                        
今年は64万人が会場と、その周辺を埋め尽くし、光と音の繰りなす華麗な舞台を堪能しました。
収録日 2001.8.25 

春 夏  冬

仲秋の名月

10月1日、あいにくの雨にて拝めませんでした。翌日を待ったものの、仕事の具合で撮影不可能。朝のテレビの天気予報で、秋の月のことを解説しておりました。「昔人は、十五夜・十六夜・さらに立待月・居待月・寝待月とそれほどにこの季節のお月さまは風情がある」と。
 この度は、境内から、ほんの少し顔を出してくれた「居待月」を撮影してみました。
収録日 2001.10.1
十和田湖・奥入瀬
毎年この時期になると、気持ちは十和田・八甲田・奥入瀬の方面に向かいます。それは、30年前はじめて車で長距離運転をし、夜が明けて眼前に現れた山々。燃えるような十和田の紅葉の美しさに感動したからです。今でもその印象が脳裏に焼き付いているんですね。与えられた一日に好天ばかりを祈って。五輪真弓のカセットテープを聞きながら―走った距離は400キロに及びました。
収録日 2001.10.25

秋色の竿燈大通り

日暮れが早くなりました。もう11月ですものね。8月の竿燈祭りでにぎわった大通りもまさに「秋色」。車の行き来するタイヤの音だけは凄いものです。木の葉が落ちる頃にはもう初雪です。 
収録日 2001.11.5


春 夏  冬

なまはげ柴灯(せど)まつり
「泣ぐ子はいねが」鬼の面をした「なまはげ」が、大晦日・男鹿半島一帯で各家々を回る<なまはげ行事>と北浦・真山神社の柴灯(せど)まつりを組み合わせた観光行事で、既に三十年を経ている。
 今日の人出は35000人と発表。15匹のなまはげは、神事の入魂から〜なまはげ太鼓〜踊り〜下山〜乱入とそれぞれ見せ場をつくる。
まつりのクライマックスは、たいまつをかざし、山からおりてくるところ。
 秋田市から48キロ 気温 零下4℃ 収録日 2002.2.9

犬っこまつり(湯沢市)

湯沢市の小正月行事。今から約四百年前、佐竹南家の殿様が、一帯を荒らし回った盗賊を退治し、再び現れないようにと、コメの粉で犬の人形を作り、家々の前に飾ったのが始まりと伝えられている。
 午後3時頃からの撮影・徐々に暮色に包まれると、お堂に、犬っこにロウソクの火がともされ、30ものお堂っこ・犬っこはあっという間にメルヘンの世界へと変わる。祭りを惜しむように終始子どもたちの歓声が場内をにぎわした。
秋田市から約85キロ 気温 零下2℃ 収録日 2002.2.10

かまくら(横手市)
雪国・秋田の冬祭りの中でも代表的な「かまくら」は、四百年以上の歴史を有する。横手市役所前をはじめ、二葉町、羽黒町、横手公園などに合わせて100余りが作られる。
 夕暮れから、蛇の崎川原の「ミニかまくら」の一つひとつにローソクの灯がともされる。ほのかに彩る光は、静かに降り積もった白銀の世界を、あっという間に幻想的な世界へと変えてしまう。
 この度は、まつり前日の14日・旭岡山神社入り口のモデルかまくらを主に、15日・二葉町、蛇の崎川原を撮影。
秋田市から約80キロ 気温 零下1℃ 収録日 2002.2.14、15

 夏 秋 冬

鳥海山のブナ林(矢島口) ISDN用 64k     ADSL.CATV用 512k

春というより、もう夏に近い時期となってしまいました。梅雨の前の好天に恵まれて。白神山地のブナ林を撮ろうと思ったのですが、準備が間に合わなく、突如鳥海山に向かったのです。山が近づくにつれ、涼しい風が何よりのプレゼント。残雪を頂く山肌に雪が未だ残ってます。ブナ林の散策道に入るや否や、無数のブナの若葉が風にそよぎ、それはまさにオーケストラを奏でるが如く私の心身を洗い流してくれました。すばらしいです。機会をみて皆様も是非ブナの森林浴を。
秋田市から約70キロ 収録日 2002.6.07

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