法  話    ー全日青主催・行学道場ー
心遂醒悟 〜日蓮聖人とは如何なる人か?〜」

〜ご案内〜
日蓮宗宗憲(抄)「伝統」第一条によりますと「日蓮宗は、久遠実成本師釈迦牟尼仏から、その本懐である法華経を、末法に弘通することを付嘱された、本化上行菩薩の応現日蓮聖人が開創唱導した真実の仏法を開顕する仏教正統の宗団である。」と明記されております。ところが、日蓮宗名簿、或いは日蓮宗新聞等を見ても「厄除けの祖師」や「安産の祖師」等の表記は見えても「本化上行菩薩の応現日蓮聖人」という表記は皆無であります。
 さて、私たちは宗憲に明記された「本化上行菩薩の応現日蓮聖人」について正しく理解できているのでしょうか?。また、「日蓮は何の宗の元祖にもあらず、又末葉にもあらず。」との御指南があるにも拘わらず、慣例からか私たちは「宗祖」と呼んでおります。「日蓮を用ぬるとも、あしくうやま(敬)はば国亡ぶべし。」と日蓮聖人は仰せになられますから、私たちが「宗祖」と呼ぶことは由々しき問題であると思われます。
 遣使還告の聖者、法華経の行者、上行日蓮聖人とは如何なる人か?を再認識すべく、講師に大阪府池田市本養寺御高主・難波宏正上人をお迎えし、「心遂醒悟ー日蓮聖人とは如何なる人か?ー」と題して行学道場を開催致します。有縁各聖・寺族・檀信徒の皆様どうぞお誘い合わせの上ご参加くださいますよう伏してご案内申し上げます。 
〈全国日蓮宗青年会会長 三浦 海慧〉


平成17年11月30日 東京池上・日蓮宗宗務院五階講堂において全国各地より121名の参加者のもと3時間半に及ぶ難波宏正師の熱弁が奮われた。 (収録 小倉 孝昭)

 ● 難波 宏正師 (略歴) 1957年(昭和32) 生まれ 大阪府池田市 本養寺住職
                     立正大学・大学院修士課程修了 湯川日淳、久保田正文、藤井日達の各師に師事
                     著書 止ミネ善男子 本化信行論 末法下種論 三大秘法の一考察など
                     
        全国日蓮宗青年会主催

      ◆行学道場◆

 「心遂醒悟ー日蓮聖人とは如何なる人か?ー」
 

 収録映像はリアルワンプレーヤーを通してのリアルファイル形式になっております。
  〈ダウンロードで聞く〉
   第一講 13,0MB (1時間27分44秒)
 
   第二講
 16,7MB (1時間52分40秒)

  〈ストリームで聞く〉

    第一講 (1時間27分44秒)

    第二講 (1時間52分40秒)
  
難波 宏正 師 エクスプローラ ブラウザでこのページをご覧の方は、上記「ダウンロードで聞く第一講・二講」にマウスポイントを当て、右クリックで「対象をファイルに保存」を実行し、ご自身のパソコンに保存の上、ご覧下さい。便利です。
 【講義内容】
 
     @日蓮門下とは A日蓮聖人の出処と立場 B法華経の行者とは C法華経の綱格

     D遣使還告による心遂醒悟 E法華経修行の肝心 F未来益物の構造

 






法話のページへ戻る